私が初めてもらったファンサの話

ここのところジャニーズのコンサートにおけるファンサービスについてのツイートやブログエントリーを見掛ける機会が多く、とても楽しく拝読させて頂いた。タレントによってファンサも本当に様々でとてもおもしろい。そこで私も今更ではあるが、今でも忘れられないファンサの話をしようと思う。

私が今までに入った数少ない現場の中でもらったファンサは、たったひとつ。2000年に行われたKinKi Kidsのツアー「King Of SUMMER 2000」でバックについていた当時の自担である生田斗真くんにもらったファンサだ。
当時の私のキンキ名義はやたらとクジ運が良く、この日の座席もアリーナ花道脇の通路側最前。会場の規模も小さかった為、手を伸ばせば届きそうな程の距離だった。そんな神席だったのにも関わらず、そこまでテンションが上がっていなかったのをとてもよく覚えている。2000年といえば既に嵐がデビューしていて、MAIN担だった私は斗真が相葉二宮松本の3人とデビューできなかったショックで気持ちが離れてしまい更に同時期にバンギャルに片足を突っ込んでいていたのもあって、手には斗真のうちわを持っていたものの心此処にあらずというような状態だった。
花道にやってくるキンキやJr.は驚く程に近く、さすがに興奮はしたもののリフターに乗る為に目の前を通ったこうちゃんに対して「眉毛濃いな」と思う程の妙な落ち着きを払っていた。確かその直後だったと思う。後ろからやってきた斗真と目が合った。私はびっくりしながらも、手に持っていた斗真のうちわを目の前にいる斗真に向けた。すると斗真は、私のうちわを見てそして私の顔を見てにっこり笑って手を振ってくれた。私の周りはキンキオタばかりで皆リフターに乗ったこうちゃんに視線を向けていた為、勘違いだと疑う余地もなかった。斗真は確かに私に手を振ってくれたのだ。

これが私が生まれて初めてもらったファンサであり、今のところ私ひとりだけに向けてもらったと声を大にして言えるファンサはこの一度きりである。恐らくもう、キラキラの衣装を纏ってステージで歌い踊ることはないであろう彼からもらったファンサが、私のジャニヲタ人生でもらった唯一のファンサなのだ。皮肉にも私はこのファンサをもらって間もなくヲタ卒をしてしまうのだが、あの時の斗真の笑顔を思い出す度にどうしても思ってしまう。なんで斗真はデビューできなかったんだ。斗真にはずっとステージの上で歌って踊ってキラキラの笑顔を振りまいていてほしかったのに。だってジャニーズなんだから。もちろん今の俳優としての彼を否定する気はまったくないけれど、この燻る気持ちはずっと消えないんだろうと思う。またいつかどこかでキラキラの衣装を纏ってステージで歌い踊る生田斗真を見られる日が来たらいいなぁと夢物語を描きながら、BBAはいつまでもネチネチと未練がましく言い続けるのだ。

あーやっぱり斗真にデビューしてほしかったよ〜~〜~!!