中居担が北山宏光を好きになるということ

嵐の10周年をきっかけにヲタに出戻って数年経つが、もうこの年になって新規開拓をするとは思っていなかったしするつもりもなかった。そんな出戻りヲタの現場復帰が嵐でもキンキでもスマでもなく、Kis-My-Ft2のコンサートになろうとは誰が予想しただろうか。

去年の11月、私は東京ドームにいた。散々「好きになっては負けだ…」とツイッターで意地になっていた(この時点で既にフラグはビンビン)くせにちゃっかり北山くんのうちわを買って挑んだスノドコン2日目。ここで私は見事に北山くんに落ちた。それはMCで突然褒められた北山くんが「褒められ慣れてないんだから!」と口にした瞬間だった。私は思った。なんだそれ中居さんと同じじゃないか。なんなんだやっぱり歴史というものは繰り返すのか。運命か。そこから坂を転がり落ちるのはあっという間だった。気付けば私の目(双眼鏡)はひたすらに北山くんを追い続けていた。
帰りの新幹線でひたすらに北山くんと中居さんを重ねるツイートを連投した。今考えたらなんとも失礼な話だ。元彼に重ねて好きになるようなものじゃないか。いや、中居さんは現在進行形で好きなのだが。かくして私はまたひとり好きなジャニーズタレントを増やしてしまったのである。

その後テレビや雑誌でよりキスマイに注目するようになり、スーパード新規の私はここへ来てようやく北山くんが中居さんに憧れ追い掛け回していることを知る。あの中居さんにこんなにグイグイ迫る後輩がいたなんて…私は驚愕した。
事務所内強火といえば、なんといってもやはり木村拓哉を崇拝するジャニタレ達が頭に浮かぶ。その発言や行動は非常に乙女で、完全に私たちファンと同じじゃん…と呆れてしまう程。それを思うと、北山くんの中居さんに対するそれは少し違うのかな?と思う。ひたすら憧れ崇拝する木村強火に比べて、北山くんからはなんとなくいつかこの人を追い抜いてやるという攻撃的な雰囲気が感じられるのだ。ただ単純に憧れているだけではないのではと私が特に感じたのは、北山くんの髪がいきなり短くなった頃のキスログで「後ろ姿が中居さんに似てると言われて、自分では思ってなかったから恥ずかしくなってもっと切った」と書いていたことだ。普通憧れている人に似てると言われたら、嬉しくて喜んでそのままにしておくものなのではないかと思う。私だったらたぶんそうする。似てると言われて恥ずかしくなって、自分では思ってなかったから本当に恥ずかしくなってもっと切った。意識して真似してると思われるのが嫌だったんだろうか。この見え隠れする北山くんの複雑な感情に私はひどく興奮した。
でも北山くんは始めから中居さんに憧れて目標にしていたわけではなくて、デビューしてから環境が大きく変わってキスマイの中でもポジションが明確に位置付けされるようになってからなのかな?と勝手に思っているのだけどどうなんだろう。まだまだデビュー前の北山くんについてはほとんど知らないので偉そうなことは言えないのだけれど、Mステの過去映像で山Pのバックで「抱いてセニョリータ」を踊る北山くんを初めて見た時に私は「この人は誰かの後ろで踊ってちゃいけない人だ…」と思った。それくらいギラギラしていた。こんなギラギラした人がMCを目指すようになるの?と思う程のギラつきっぷりとチャラさだった。今もチャラいけど。

そして一方追い掛け回されている方の中居さんは北山くんの熱心なアプローチを適当に交わすくせに、あの、あの中居ノートを横尾さんにさらっと見せるという仕打ち!プロデュースというビジネスもあるとはいえ、あまりにも北山くんが不憫になってくるのだがこれも中居さんが北山くんを思ってのことなのかなぁと。「アドバイスはもらったことはない、ホメられたこともない」と北山くんも言っていたけど、褒められるのが苦手な中居さんは北山くんが褒められ慣れてないことを真っ先にわかっていたのかもしれない。だからあえて何も言わない教えない。でもナカイの窓に向井世代ゲストで北山くんが出演して「中居世代を超える人」に北山くんが選ばれた時の中居さんの優しい顔がすごく印象的だった。「そろそろ超えそうだなって思ったら話してね。グチャッてやるから」って言った時の嬉しそうな顔!グチャッてやり甲斐のあるヤツが出てきたななんて思っててくれたら、こちらとしては嬉しいことこの上ないのだけど。ちなみにこの時もココロジストにベタ褒めされた北山くんが「こんなに褒められたことない!」とオドオドしていて、とてもとってもときめいた。

北山くんに対して放任な中居さんだけど、北山くんのいないところでちゃんと褒めていることも記しておきたい。褒められ慣れていない北山くんを思ってのことなのかただのアマノジャクなのかはわからないけど…。
27時間テレビでのスマップBUSAIKU!?でMCを務めた北山くんを、中居さんはちゃんと27時間テレビ内で、後日自分のラジオで褒めていた。私が感動したのは27時間テレビの方。放送されているのかすらもわからない未定企画の中で褒めていたのだ。実際CM明けで既に話が始まっていてどんな風に北山くんの話になったかはわからなかったけれど、MCをやってみたいかどうか聞かれて「失敗して迷惑をかけるのは嫌だけどチャレンジしてみたいです」と答えたという北山くんに対して「その熱さがすっげぇ嬉しかったね」と、中居さんは言っていた。オリスタで北山くん自身も放送中に中居さんに直接アドバイスをもらったと言っていたし、27時間テレビで少し距離が近づいたのかな。距離が近づいたというか、中居さんが北山くんに興味を持ち出したというか。そう思うことが最近もあって、先日のミになる図書館で北山くんが「今からでも勉強間に合いますかね?」とゲストの塾講師の方に聞いていて、その様子を見ていた中居さんがなんとも言えない顔をして「なに勉強したいの?目的、志はなんなの?どうしたいの?」と問い詰めていたのがすごく印象的で。北山くんはその中居さんの勢いに押されながら「いやなんか、頭良くなりたいなと思って…」と答え「発想がバカだな」と一蹴されるという流れだったんだけど「勉強したい」という意志を見せた北山くんに明らかに中居さんが興味を示していたことにキュンとした瞬間だった。そしてあれは中居さん的になんて答えたら正解だったんだろうとずっと考えてしまっている。
その後北山くんが大卒なことを知った中居さんが「バカキャラっぽくしてんじゃねぇかどっちなんだよ」「勉強してんじゃん!」と怒っていたのだけど、やっぱり中居さんは北山くんに自分を重ねてたのかな?と思わずにいられなかった。デリケートゾーンなのであまり大きな声では言えないけど、翔さんが慶應卒で勉強が出来て今MC業やキャスター業で活躍してることって中居さんにとって結構コンプレックスなのかなって勝手に思ってて(あくまでも勝手に)、だから自分を慕ってMCをやりたいと言っている北山くんが大卒だったことは意外に中居さん的にはショックだったのかもしれないなぁとこちらも勝手に思ってしまった。絶対中居さん北山くんにあそこまであからさまに慕われてること、まんざらでもないと思うんだよなぁ。軽くあしらっちゃう所なんかが特に。

思うままに文字を打っていたら随分長くなってしまった。
私になぜこんなにも北山くんがピタッときてしまったのか考えたら
、やっぱりそこには中居さんの存在があってそして北山くんの存在があるからまた中居さんが好きになって、もうこれはどっちも好きを更新していくしかないみたいだ。中には私と逆で中居担だからこそ北山くんの存在を鬱陶しく思う人もいるだろう。それは仕方がないのかもしれない。でもそれで北山くんの才能がいつまでも七光りのように扱われるのがどうしても悔しい。北山くんにはいつかそんな人達を見返してほしいと思う。いつか中居さんを追い越して欲しいと思う。でもやっぱり私は中居担だから、中居さんにもずっと負けないでいてほしい。掛け持ちはわがままだ。
「太一に怯え、櫻井に怯え、イノッチに怯え…」そう中居さんが口にするメンツの中に、いつか北山くんの名前が入る日が来るといいなぁ。まずは中居さんがグチャッとしたくなるところまで北山くんがいけるように、私は今日も中居さんを追いかける北山くんを追いかけたいと思う。