私がいつまでもGUTS!に泣く理由

GUTS !(通常盤)

GUTS !(通常盤)

今年の5月、ミュージックステーションで初披露されてからというものGUTS!には泣かされっぱなしである。もうパブロフの犬かと言う程にイントロを聴いただけで泣けるのだ。
どうしてこんなにも泣けるのか?私にはこのGUTS!という曲が、黄金期と呼ばれたあの時代が青春だった嵐とその時代を共に過ごした仲間たちの曲に思えて仕方ないからなのだと思う。

ジャニーズJr.が単独でゴールデンに冠番組を持ちデビュー前にも関わらずドラマや映画の主役を張りジャニーズJr.だけで横浜アリーナを埋めた、黄金期と呼ばれるあの時代。私もその頃中学〜高校生で、まさに黄金期メンバーに名を連ねたジャニーズタレント達と同年代である。当時の私は舞台「STANDBY ME」をきっかけに組まれた相葉二宮松本の後に嵐となる3人と生田斗真によるMAINというユニットのファン(斗真担)でまさに黄金期真っ只中を生きたジャニヲタだったのだが、嵐のデビューが決まり斗真が相葉二宮松本と一緒にデビューできなかったことで私はジャニヲタをフェードアウトしてしまうこととなった。
奇しくもちょうどMステでGUTS!が披露された頃、「ボクらの時代」という番組に映画「土竜の唄」のプロモーションで斗真が出演していた。その中で斗真はデビューできなかった自分に対し「僕はスポットライトの当たる場所へ行けなかった人間」と発言していて、私は思わず泣いた。高校卒業が大体の一区切りで、周りが事務所を辞めていく中「ここで辞めるのはかっこ悪い」と続けることを決めたという斗真。演技という道を見つけ、デビューできなかったジャニーズが俳優として成功した。
もうどうにもこうにもGUTS!の歌詞がこの斗真にダブってしまったのである。そして、聴けば聴くほど斗真だけじゃないデビューしたくてもできなくて辞めていったJr.達への応援歌にも思えて涙が止まらなかった。翔さんがよく言う「自分なんかよりもっとテビューしたかった人達がたくさんいた」っていう言葉。30歳の節目に辞めていった、翔さんと仲の良いパナこと米花くんもその一人だったんだろうと思ってまた泣いた。
そして極めつけだったのが、Mステ中に流れてきたツイートで知ったGUTS!の振付師が梨本くんだというまさかの情報。梨本くんも嵐と共に黄金期を過ごしたJr.の一人だった。青春を歌い踊る嵐の振りを、青春を共に過ごし今は別の場所で頑張っている仲間が付けるなんてそんなことある?黄金期フルコースでMステ放送後の私の涙腺は完全決壊したのだった。

「嵐の中闘う友」のことばかりがダブったけど、じゃあ嵐はどうなんだ?とまた歌詞に思いを馳せる。辞めて行ったJr.達やデビューできなかったJr.達、もはや黄金期そのものを背負って華々しくデビューしたけどパッとしない時期が続いてもがいていた。みんなまだ10代、青春時代もまだ終わってない。きっとJr.の時から一般人のような青春は送れていないだろう。嵐は過ごしてきた青春に胸を張れるんだろうか。そう考えるとまた泣けてくる。アイドルって悲しい。悲しくて美しい。

最初に聴いた時の衝撃から最近の15周年番組更にはベスアの滝翼も相まってGUTS!は黄金期への色々な思いが駆け巡っていつまでたっても涙が出てくる曲となってしまった。何が言いたいやら自分でももうよくわからないけど、とにかく黄金期は「僕らだけの革命」だったし「夢と希望のパレード」だったんだよと叫びたい。青春に胸を張ってほしい。私は黄金期真っ只中を生きてこられたことが誇りだし、ジャニヲタ人生最大の自慢だ。