切りすぎた髪の毛

Johnny's web内にあるキスマイのブログ(と呼んでいいのだろうかアレは…)である「キスログ」。そのキスログの北山くんの昨年のエントリーで度々見返しているものがある。

以前こちらのエントリーでも触れた「髪を切ったら後ろ姿が中居さんに似ていると言われ、恥ずかしくなってもっと切った」という内容のものだ。有料コンテンツなので本文をそのまま引用することができないのが残念だが、私はこの北山くんの文章が本当に好きなのだ。短い文章の中に、彼の中居さんに対する複雑な心情がぎゅっと詰まっていてまるでひとつの詩のような印象すら受ける。憧れの人、目標としている人に似ていると言われて恥ずかしくなってもっと切った、そこに私が北山くんに対して常々感じている「中居さんに似ていると言われること、重ねられることを良しとしない」ということが見事に表現されていると思うのだ。
若いジャニーズの子たちを見ていると、いわゆる「尊先」を持つことがまるでアクセサリーのように感じてしまう時がたまにある。交流のエピソードを自慢気に話す姿は素直にかわいいなぁと思うのだけれど、それだけで終わってしまうのはもったいないな〜せっかく大きな大きな目標が近くにいるんだし「いつか追い越してやるぞ!」っていうアピールもしてみてほしいな〜などと思ってしまうのはやはり私が年を取ったからなのだろうか…。
なんか…壁の向こうに何かがあるみたいなの、あるじゃん。(TVガイド PERSON vol.34)
私が北山くんをこんなに強く応援したい!と思うのはやはり彼から「憧れである中居さんをいつか追い越してやる」という強い意志を感じるからなのだと思う。
北山くんは、憧れの中居さんそしてSMAPをゴールだとは思っていないのだろう。中居さん、SMAPという壁の向こうに絶対に行ってほしい、行けるはずだと思わせてくれるギラギラさが私は本当に好きだ。
あの時恥ずかしくなって切りすぎた髪の毛の話をテッペンに立った彼らを見て思い出す日が来ることを私は夢見ている。もちろん、いつまでもその座を譲るはずのない切りすぎた髪の毛の原因であるその人のことも、全力で応援しながら。
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STOPtheSMAP〜SMAP1996年春コン会議〜



前回上げたこちらのエントリーで書き起こした「STOPtheSMAP」のテープ。実はもう片面には、同春コンに向けてのSMAP6人全員での会議が収録されていた。せっかくなので自分の記録の為にもこちらも文字起こししておこうと思う。

中居(以下:中)「静岡県にお住まいのまきこちゃんから届いたおハガキですご紹介致します。『DearSMAP、SMAPの皆さんこんにちは!』」
全員(以下:全)「こんにちはー!」
中「『この前ファンクラブの会報で春のコンサートの情報が来たんですが、なんと浜松でコンサートをやるとわかってすごく嬉しかったです。SMAPが地元に来てくれるなんて思ってもみなかったので嬉しかったです。絶対に行きます。楽しみにしております。今回の春のコンサートではどんなことをやろうと考えているんでしょうか。なんでもいいので教えてください。』」
木村(以下:木)・森「ちーばーのピーナッツ〜浜松のうなぎ〜うひゃひゃ!」
木「覚えてるねぇ(笑)」
中「さて、春のコンサートねぇ、あのー冬のコンサートはね個人個人で皆さんでプロデュースしたということで、演出衣装、各メンバーがやったということですが、」
木「これをあれでしょ?」
中「ん?」
木「ちょっと形変えるような感じでやるんでしょ?」
中「うん、そうですね」
香取(以下:香)「あのホワイトシアターとかでずっとやってたんで、地方とかでね見たことない人とかいっぱいいると思うんで」
中「あの、カウントダウンをやってね、私達の街にも来てくださいっていうのが非常に多かったのでね」
香「色んなところでね、お正月にやってたものをそのまま、」
中「あとどこ行くのかなぁ?北海道行って盛岡行って福井行って」
木「浜松やって」
中「浜松やって広島やって福岡やるということですね」
森「すごいですね」
木「結局はツアーやんけー!」
中「そうですね春のツアーですね。構成の方なんですけどもぉ、オープニングは森さん!」
森「そうですねやっぱちょっと変えたいですねぇ」
中「変えますぅ?」
森「少し全体的なのは、流れは変えないでやっぱ曲をちょっと変えようかなと」
中「曲を変えますか」
森「そうだねちょっと考えます。アルバムもちょっと入れたらおもしろいんじゃないかなと思ってもう僕はちゃんとね、ちょっとはカップリングとか、色んな曲をここに入れたらおもしろいなっていうのは、」
中「振り付けは…」
森「当たり前ですよ僕は暇ですから!」
中「あとソロは、トンキーだっけ」
森「パンキー…」
香「パンキーだよばかにすんなおまえ(早口)」
森「慎吾がつけた名前、パンキー」
香「僕がつけたパンキーだよファンキーよりそれ以上だパンキーだパだぞファじゃないんだ(超早口)」
中「じゃあラップは何すんだよ〜(めんどくさそう)」
香「なんでそんな、投げやりにならないでよ(すごいかわいいこれ!!)」
―森くんと慎吾が同時に喋ってて聞き取れず―
香「僕のラップですか?」
中「あれはあのまんま、あのまんまですね?」
香「ラップは…もうすごいことに…おいおいおいもう終わりかよ!」
中「なんなんだよお前(笑)」
香「今森くんが変えるって言うんだったら俺もやらなきゃいけない」
中「おーまえ頭から全部変えそ〜〜(笑)」
香「何がですか?」
森「あ!ソロぐらい変えようねー!ソロは変えよう?」
稲垣(以下:稲)「ソロ変えるとぉ変えたっぽくはなるかもね確かに(笑)」
中「変えたっぽく(笑)剛くんオリジナルは」
草彅(以下:草)「そうですね〜…時間があったら…」
中「もうやりませんねこれは」
草「えへへへへ(かわいすぎる)」
森「ちょっとオリジナルさぁ、オリジナルさぁアレンジ変えてさぁすげぇハウスバージョンとかにして、かっこよくない?」
香「なんでもハウスじゃないですか(笑)」
森「俺ハウス好きだからねぇ」
中「スマップインザハーウス(イケボ)」
森「それにジャングルバージョンとかさ」
草「いいねジャングル(適当)」
木「ハハハハ」
香「マークパンサーさんね」
中「ロックンロールメドレーは」
木「ロックはぁ」
森「ダンサーとか入れてやるっていうのもかっこいいよね」
木「ロックはさぁだってさぁカウントダウンも流れたじゃない?全国的にも。だからあれを間近にやった方がいいんじゃねぇかなっていうのもあるし、もしくは、弾く!」
森「お、ギターを?」
木「うん、弾いちゃう!とかね」
香「木村くんと吾郎ちゃんで弾いちゃう」
中「弾かれてる、僕らは、僕らは何やってんの」
香「僕らも楽器ですよね」
木「だからーバンドなんですよ、僕と吾郎とかが、バックバンドなんですよ」
全「おーーーーー」
木「とかね、まぁそれはわかんないですけど」
森「まぁ、楽しみにしててほしいね」
中「ねー」
草「結構キンキとかさぁ結構他の人の歌とか歌ってんじゃんねぇ、ヒロミゴーとかね」
木「すごいことやってたよだってイーグルスとか歌ってんだよ」
草「ねー」
木「イェーバリィチャララロラ♪とかってビックリしちゃったもん俺、楽屋で控えながら」
草「俺たちそういう、歌わしてほしいんだよだから」
中「あ、アンコールどうします?吾郎ちゃん」
稲「あ、アレいいんじゃないすか?アルバムの曲とか、アルバムの曲とか入っても1曲くらいなら」
木「そーれじゃまたねおーつかれさま♪」
中「そーれじゃまたねパーンチ!(謎テンション)」
稲「何気にいい曲だよ、この曲もいいじゃん結構「恋があるから世の中です」もいいじゃん」
中「楽しみですねどういう展開になるのか。はい、それではここでSMAPのアルバムの中からですね、聴いて頂きましょー!SMAP008から「恋があるから世の中です」!」

※木村くんと森くんが浜松と聞いて口ずさんだちーばーのピーナッツ♪という曲は「SMAPのがんばりましょう」の中で木村くんが即興で作ったストロングA(夢がMORIMORIの予告編シアターというコーナーで生まれたつよぽんのキャラ)のテーマである。ちなみに浜松のうなぎの後は「名古屋のういろう」と続く。
どうもこれを残しておきたくて消さずにいたっぽい過去の私(笑)ついでに「SMAPのがんばりましょう」の中で歌ったやつもしっかり残してある。
今では考えられないメンバー全員でのラジオだが、若さも相まってまぁ〜〜好き放題しゃべる。書き起こしが想像以上に大変で所々話が繋がっていないのは私のポンコツ耳のせいでもあるが、実際にメンバーが適当に話しているせいだというのもご考慮頂きたい。
つよぽんは全然話に入ってこないくせに突然入ってきたと思ったらキンキは他の人の曲も歌っててズルいとか言い出してこのくだりは本当に笑った。森くんのハウスバージョンのくだりのやりとりは、すごく当時を思い出してほっこりした。この上からも下からもイジられる感じ、今はまさに同じく中間管理職だった吾郎ちゃんが担っているんだよなぁ。
映像で見る若きSMAPももちろんかわいいのだが、声だけの若きSMAPは映像で見るよりも更に可愛く愛おしかった。当時聞いていた方もそうでない方も、文字から若きSMAPを想像して楽しんで頂けたらこれ幸い!

19歳の香取P〜1996年春コンを語る〜

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以前実家で発掘した「STOPtheSMAP」のカセットテープを再び聞いてみた。録音されていたのは、96年に行われた春コンのセットリストについて慎吾が話しているものだった。96年の春コンといえば、95年末から96年明けにかけて東名阪で行われた冬コンの内容に少し手を加えた形で行われたもので、森くんの事実上のラストステージとなったコンサートである。
今になって聞いてみると、この春コンに慎吾なりの森くんのラストステージへの想いが見え隠れしていて非常にグッとくるものがあったので文字起こしをしてみようと思う。

「今回はですね、1月のコンサートの、ちょ、ちょこっと変えただけなんですけど、えー何が変わったかと言いますとですね、中居くんがソロを歌いましたね。「きまり」「きまり」ですよぉ。しにたくなるのぉ〜♪とかいう、あの「きまり」ですよ(笑)そしてですね草彅剛がですね、SMAPのアルバムの中から「Teenage Blue」それを歌いまして。そして木村くんがですね、SMAP008から「声を聞くよりも」そして吾郎ちゃんが、吾郎ちゃんは一緒だったのかな?前回と。あのぉ、ハッピーバースデーきみはいまぁ〜♪ってやつですよ。あと変わったのはですねぇオープニングの構成とかあと、まんまと入りましたねSMAP008の中から!「それじゃまた」!まんまと!アンコール辺りで歌いましたよこれを、これをまんまと歌いまして。あと008の中から入ったのがですねぇ、「恋があるから世の中です」これを木村くんのコーナー、ロックコーナーの中で「恋があるから世の中です」を歌いまして。あと僕のラップコーナーの中で「Slicker's Blues」をもちろん。これねぇ時間が延びちゃうんですよこれ入れるとやっぱり、1月のものにこれを入れると。んーだけど入れようとしたのはですね、半分しか入んなかったんですよ。前のラップの3人、中居くん、僕、あと吾郎ちゃんそれだけだったんですけどぉ、僕としては全員入れたかったんで、やっぱり全員のラップの部分聴きたいじゃないですか。入れたかったんですけどもぉかなりもう頭を悩ましてたらそしたら中居くんがですね、あのー、ここをこうすればいいんだという感じでおしえてくれまして、んでラップコーナー始めちょっと他の曲をやって「Slicker's Blues」の3人のラップをやってサビをやってまた今までどおりのラップコーナーをやって最後の方にまた「Slicker's Blues」の3人のラップとサビをやって、そういう感じでやらせて頂いたんですけどどうだったでしょうか。あっ!あと森くんと僕!森くんと僕のですね、ソロですよ。題名PANKY。これがウッゼアエー♪とかいう感じのやつやってまして、あとブンブンブーンあしたはれるぜデオーデオー♪っていうのを2曲をですねリミックスしまして、 その曲のタイトルをPANKYというのをですね、作詞を僕がしまして作ったんですが。今回は2曲を短くして他のをちょこっと入れようと。その2曲を見たことない人たちもいるだろうということでそれも、それもやりまして。それプラス、エッビバーディ♪イヒヒッ(笑)
「HOUSE OF LOVE」えー前にやりました「HOUSE OF LOVE」とですね、それを、もう、超短くですよ、みじかーく半分今までどおりの2曲をやりまして。そしてそれからあと半分は「HOUSE OF LOVE」とレリゴレリゴーレリゴレリゴー♪とあと森くんのダーラビーオラージャッジャッジャッジャッ♪あれを入れまして、あとその3つかな。その3つをもう無理矢理ぶち込みまして、もうブツッブツッて感じでもうもう無理矢理ぶち込んで短く、で最後にウッゼアエー♪戻ってまたドワーンてまた終わるっていうですね。題名は「PANKY mix」また期待していて下さい!」

この春コンの元になった95-96の冬コンでは構成演出をメンバー全員が手がけた。慎吾の担当はラップコーナー。そこに手を加えるに当たって追加されたのが冬コンの後に発売されたアルバム「SMAP008」に収録されている「Slicker's Blues」だった。
この曲を全部使ってしまうと時間が延びてしまう。でもどうしても全員のラップパートを入れたかった慎吾。きっと全員の、というよりも森くんのラップパートを入れたかったのではないだろうか。皮肉にも森くんのパートは後半の最後の最後だった。頭を悩ます慎吾に中居さんがアドバイスして全員のパートを入れることができた、というのもまた胸が詰まる。
そして森くんと慎吾のソロ。95年春コンで披露した「Turn the beat around」と「HOUSE OF LOVE 」同年夏コンで披露した「Let it All Go」を立て続けにやるという、これはもう無理矢理でもなんでも慎吾の慎吾による「森くんと僕の集大成」だったのだと思う。
現在の香取Pの原点とも言える最初のプロデュースがこんなにも切ないものだったのかと思うと、Mr.Sの時の「楽しんで作れた」という一言がますますグッときてしまった。

冬コンのメンバー全員でのプロデュースに対して「成功した喜びはみんな絶対病みつきになるよ」と嬉しそうに話していた中居さんを思い出す。もっともっと6人で、6人6様のコンサートを作りたかったんだろうなぁと思う。「中居くんすごい」と目をキラキラさせていた慎吾も同じ想いだっただろうか。
いつかまたメンバーのメンバーによるコンサートが観てみたいと思う。それを森くんが観てくれたらと思う。その時は今よりもっともっと、6スマの曲を使って当時の振付を踊ってほしい。その時はきっとMr.Sの時のように自然とひとり分のスペースが空くんだろうな、なんて幸せな妄想に浸ることができる今を、19歳の慎吾の声を聞きながら噛み締めている。

危険なふたりの贅沢なふたり遊び

草彅剛と香取慎吾の二人舞台「burst!〜危険なふたり〜」の幕が下りた。"しんつよコンビ"の小さい頃からの夢舞台。私なりに感じたこと思ったことを記していこうと思う。


言っちゃえば「爆弾を解体する」だけの話ですから。(burst!パンフレットより)

これは、作・演出の三谷幸喜氏の言葉だ。会見で衣装の一部は披露されていたもののあらすじなどは一切明かされておらず、ネタバレも極力避けて観劇の日を迎えたので舞台が終わってこの三谷さんの言葉を読んだ時は思わず笑ってしまった。

確かに、確かにそうなのだ。始めから思い返してみても「ただ爆弾を解体する」だけの話だった。

それをエンターテイメントとして成立させるためにはやはり二人の力が不可欠だった。二人がいたから僕も挑戦出来たと思っています。(burst!パンフレットより)

そう、二人だから成立していた。凝ったセットも何もない舞台で、ただ爆弾を解体していく。しかし、二人舞台で二人は同じ舞台上に立っているにも関わらず視線を交わすことはない。二人は別々の場所にいる設定なのだ。そして最後まで二人が出会うことはない。視線を交わさず向かい合うこともなく二人だけで芝居をする。舞台中一度だけ二人が向かい合うシーンがあるのだけれど、一ヶ月以上二人だけで舞台を踏んでいたというのに向かい合うのは一公演につき一度だけというのはなんというか、不思議な感じだ。その一度だけ向かい合うシーンがずっと意見の合わなかった二人の意見が合った瞬間、というのがニクイなぁと思った。

もうひとつニクイ演出といえば、二人の役が途中で入れ替わるということ。衣装が入れ替わって二人が出てきた時は状況が飲み込めず戸惑ったが「何か意味があるんだろう」と思っていた。しかし最後までそれについて触れられることはなく、こちらも観劇後にパンフレットの三谷さんの言葉に笑ってしまった。
魂で結ばれた二人への、僕からのプレゼントみたいなものだと思ってください。(burst!パンフレットより)

そこにはなんの必然性もなかったのだ。三谷さん完全にしんつよ厨の仲間入りである。

草彅が演じていた役を香取に演じさせ、香取が演じていた役を草彅に演じさせる。もはや一種のプレイのようにも思えてくる。脚本家のフェチシズムとでもいうのだろうか。

しかしこの必然性のない演出が「役者・草彅剛」と「役者・香取慎吾」を際立たせていた。

この物語には自宅に爆弾が仕掛けられてしまったアオキという男と爆弾処理班のネガミという男が登場する。前半は香取がアオキ、草彅がネガミを演じていた。香取演じるアオキが突然仕掛けられた爆弾に困惑し、草彅演じる奔放なネガミに振り回されるというのが前半の印象だった。因縁のある爆弾犯に固執するネガミには狂気を感じ、ネガミに振り回されるアオキには同情した。しかし後半、二人の役が入れ替わるとその印象は一変していく。爆弾犯への負けを認めアオキに逃げるように促すネガミに対し、今度はアオキが爆弾に固執していくのだ。ネガミからアオキへ狂気が移っていく様にはゾクゾクした。ネガミはアオキでアオキはネガミ。ちょっと書いていてわけがわからなくなってくる。「魂で結ばれた二人」だから成せる技だったんだな…と思うと「しんつよ尊い…」と軽率に口走ってしまう。

なんて贅沢なふたり遊びだろう、と思った。ふたり遊び?ひとり遊びかな。ひとり遊びでありふたり遊び。しんつよに魅せられた三谷幸喜のひとり遊びで、しんつよという危険なふたりのふたり遊び。その酔狂な遊びをこっそりと盗み見た気分だ。二人が子供の頃にやっていたという即興のお芝居のような遊び。それを電信柱の陰からこっそりと見ているようなそんな気分。観劇後にはそんな感覚に陥った。

時間が経てば立つほど、不思議な夢を見ていたのではないかと思えてくる。二人の夢を目撃したはずなのに自分が夢の中にいるような不思議な感覚が未だに消えないのだ。

本当に贅沢で、正に夢のような100分間だった。

アシンメトリーなシンメトリー

昨日のSMAP×SMAPのS-Liveで通称サタスマコンビこと中居と香取によるシンメの振付が披露された。私のTwitterのTLにはサタスマシンメにざわつくツイートが並び、大きな余韻を残した。
SMAPは元々6人という偶数構成だったにも関わらず、当時から今に至るまでファンの間には「シンメ」という概念があまりないように思う。私自身も6スマ時代「コンビ」という捉え方はすれど「シンメ」という見方はしていなかった。(デビュー後も学業や仕事の関係でメンバーが欠けることは珍しくなく常に立ち位置が流動的だった、というのも大きいのだろうか。)
そんなSMAPに対して「シンメ」という概念がない私が、横並びになり踊り出した2人を見て「シンメ!!」と口に出して言ってしまった程、昨日のサタスマはダンスを左右対称鏡写しに踊る「シンメ」そのものだった。

SMAPで1番小さな中居と1番大きな香取、SMAPで1番年上の中居と1番年下の香取。アシンメトリーな2人のシンメトリー。小さな体で大きな振りを踊る中居をアシストするような香取のダンス。まるで2人が支え合って歩んできた人生を見ているようで、本当に美しかった。またその後に2人が歌った詞が2人にピッタリなこと!S-Liveの歌割りには毎度舌を巻くのだが今回も本当に素晴らしかった。

似た者同士ででこぼこなシンメトリー。私の大好きなサタスマコンビ。
遠回りしても 守るべき道を行け 私でいい 私の歩幅で生きてくのさ  Beautiful/Superfly

SMAP×SMAP19周年おめでとうございます。

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1996年4月15日 22:30
SMAP×SMAPがスタートした。
ドキドキしながらテレビの前で正座して始まるの待ってたなぁ。もう19年も経ってしまったんだなぁ。19年経った今もテレビの前でワクワクしながら待ってるなんて!
ビストロを見ていると本当に「継続は力なり」を実感する。シェフ達の料理の腕はもちろん、オーナーの話術も。第一回のゲストは大原麗子さんで、オーダーはカレー。カレーを作るのに何時間もかかって、大原さんもあまりお話する人じゃないから場を持たせるのが大変だったって中居さんが言っていた。森くんが抜けた後、全然料理のできなかったしんつよは毎週居残りで料理特訓をしていた。ひどい時なんて冷食という荒業を使ったこともあったっけ(笑)
そんな風に笑い話として懐かしむことができるほど年月が経っていることにびっくりする。でもここまで番組が続いていること、それは当たり前のことじゃないんだってこと、ちゃんと肝に銘じておかなくては。

『見てる人もそうですけども、一度しかない人生やっぱり、笑ってた方がやっぱいいですよ。皆が喜んでくれるものを、なるべく多く提供できるように。うん。』

事前特番で意気込みを聞かれ、中居さんが答えていた言葉だ。きっと今でもこの気持ちは変わっていないんだろう。
何年経っても次から次へと私たちの喜ぶものを提供してくれるSMAPとスマスマに最大の感謝と祝福を。

これからもどうか末永く最高のエンターテイメントを提供し続けてください。
20年目突入おめでとうございます!

「火曜サプライズ中居vsウエンツ大激論!」雑感

「ナメやがってこの野郎!ってすげぇ思ったんですよね。あれから何回あそこだけ家で見たか。」

本日放送された火曜サプライズで中居vsウエンツ大激論!と題し、中居さんとウエンツが対談していた。
上のセリフは昨年の火曜サプライズエンディングでSMAPがさんスマの番宣で出演した際、エンディングで時間が1分余ってしまいひとり慌てていた時に中居さんにかけられた「おいウエンツ、MCって大変だよな」という言葉に対するウエンツの当時の心境である。ウエンツはこの出来事をきっかけに中居さんを追っかけると決めたそう。
私がおもしろいな、と思ったのが、このやりとりによって結果ウエンツが中居さんに助けられる形になったことに対し安心したり「中居さんありがとう!」と感謝したりするのではなく「ナメやがってこの野郎!」となったところである。ウエンツといい北山くんといい、中居さんとほぼひと回り離れている彼らが中居さんに対して憧れや尊敬と同じくらいにライバル心を抱いていることがとても興味深い。窓のゲストMCの回を見ていると、中居さんとほぼ同世代の芸人さんはこぞって中居さんに対してライバル心よりも憧れや尊敬、まっすぐな好意を抱いている印象を受ける。同じ芸人でも北山くんやウエンツの同世代のパンサー向井も中居さんに対してライバル心があったりするのだろうか?気になるところだ。
一世代違うような若者に「この野郎!」と思わせるところがまた中居正広の魅力のひとつであり、いまだになくなることのない伸びしろなのかなぁと考えさせられた対談だった。明日のナカイの窓SPがますます楽しみだ。